研究について考える②

pie graph illustration English Education/英語教育
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教育学(特に初等教育や教科教育)の実践研究をしようと思います。そのための覚え書きなどです。

インタビュー

インタビューには主に三種類あります。質問を予め想定しておく構造化面接、質問を想定していない非構造化面接、実際にやり取りを進めながら質問を変えていく半構造化面接です。いわゆる質的研究を行う場合には、アンケートだけでは取り切れないデータを収集したいという目的があるため、半構造化面接がよく用いられます。

インタビューをする際には、「インタビューガイド」を作成しておくと話しやすくなります。また、インタビューに先がけて、あらかじめアンケート調査などをしておくとより深い話をしやすくなります。今回はCLILの実践にあたって、インタビューガイドを作成しました。

探究的実践

英語教育の実践と研究の間には乖離があることがあります。英語教育にとどまらないようにも思いますが、乱暴に言うと研究でやっていることが現場では役に立たないといったことです。この点については様々な書籍で言及されていますが、その橋渡しをする研究となりうるのではないかと期待されている手法の1つが、「探究的実践」です。博士課程を修了した友人に紹介してもらいました。

https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1040-6.htm

実際の教育現場で無理なく、「持続可能な」研究を行うための道標になるような一冊でした。私自身としても、現場で勤務をしながら研究をする際に、膨大な量の先行研究をカバーしたり、厳密な統計的手法をマスターするのは難しいと感じています。いろいろな手法があるのだなと勉強になりました。

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