リズムの練習

brown acoustic guitar on floor near wall insider room Classical Guitar/クラシックギター
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ロンドアラサンバのリズムがずっと安定しません。門脇先生に勧められた楽譜へのリズムの書き込みをしました。

方法

方法はいたってシンプルです。拍をカウントして、表拍には「Ⅰ」を裏拍には「・」をするだけです。楽譜の譜面に直接書き込んでいきます。

やりはじめるまで

やり始めるまで、表拍と裏拍だけなのに頭がぐちゃぐちゃになってしまい(まさしくこの言葉がぴったりでした)、全然進まず嫌になっていました。思い切ってまとめてやってみることにすると、意外に一度整理したリズムは自分の頭の中で整理されます。

曲の構成上(殆どの曲がそうですが)、繰り返しのリズムが多いため、徐々に作業も早くなっていき、またこのパターンねと感じながらリズムを書いていくことができました。

だらだら悩んだり、できなかったりするのにかかった時間が長かったですが、一旦軌道に乗り始めると30分ほどで1曲のリズムを書き終えることができました。普段の生活でも「食わず嫌い」的な症状でやればできることができていないこともたくさんあります。改めて新しいことやちょっとしたチャレンジに前向きに取り組むことの重要性を感じました。

効果

効果は予想以上でした。例えばメトロノームをつけて練習をするときにも、裏拍を加えた二拍子のリズムで練習をすることができるようになりました。これによりゆっくりの練習でもカチッと拍にあった練習をすることができます。

なにより、拍にあっているときのピッタリとした感覚は演奏している自分自身が感じながら楽しく練習することができます。まさに音「楽」という名がふさわしく、練習をしているのが楽しい状態に近づきました。リズム自体は把握できるので残りの演奏できない理由は運指が主なものになります。

「困難は分割せよ」という有名な格言があるように、難しいことを難しいままに取り組むのではなく、ステップを踏んで少しずつやることが大切だと実感しました。

ただ、演奏になるとまだまだな部分ばかりです。5月の山陰ギターコンクールに向けて、精度を高めていきたいです。

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