1月15日 レッスン振り返り

brown acoustic guitar on floor near wall insider room Classical Guitar/クラシックギター
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ギター大好きみんな集まれギターコンペティション後、初めてのレッスンでした。公私ともに別ですることがあり、あまり練習できていない段階でのレッスンになってしまいました。

Sor Op.60 No.21

次の練習曲に進みました。曲集の終了まであと5曲です。十分な練習ができていなかったこともありましたが、まだまだ練習するところがたくさんあると感じました。一つずつできるようになっていきたいです。

右手の消音

二拍子の曲で、楽譜の指示に従うと休符がたくさん登場します。その休符で適切に消音をする必要があります。開放弦で消音をする箇所も多くあるので、右手での消音を練習していきます。

和音のバランス

和音のバランスが悪くなりメロディーが分かりにくくなっていました。和音と単純にいっても、その表現のバランスを考えて、メロディー>ベース>内声になるように演奏します。また、メロディーはフレーズの間つながって聞こえるように演奏をします

一つ一つの音を聴く

運指が若干難しい部分でも、一つ一つの音をよく聞いて、バランスや構成を考えて演奏します。内声の動きは聞こえるか、メロディーはつながっているか、ベースの音の動きも十分に感じられる演奏か、ゆっくり一つ一つのつながりを聴いて丁寧な演奏を目指します。

このあたりは演奏する前に頭をきちんと整理しておかないとできないように感じました。

ペダルポイント

同じ音が内声で続くペダルポイントの箇所は同じ指で演奏はしません。imのように別の指で演奏することで、適切なスピードで演奏します。

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細部の解釈

メロディー部分の表記がソルの曲集でも版によって違うところがありました。前半部分の最後のフレーズで見かけましたが、インターネットで公開されている無料のものではアウフタクトでメロディーが始まっていましたが、この曲全体でそのフレーズ以外にアウフタクトがありません。そういった意味では現代ギター版の解釈も良いと教えてもらいました。

そして同じ弦を使用しながら内声部とメロディーを弾き分けることもあります。クラシックギターの場合、右手の押弦の角度を変えることで音質を変えて、その違いを表現します。

チューニング

ギターコンペティションについて調べていると、チューナーを使ってチューニングをした後に和音などを確認したほうがよいということが書いてありました。同様のことを10月の大山講習会でも教えてもらいました。具体的にどうやればチューニング技術が上がるのか聞きました。

音に耳を澄ませる

まず第一に、音をしっかり耳を澄ませて聞く必要があります。音の波形をイメージして、音の響きに「グワングワン」した感じがないようにチューニングします。はじめの段階として単音でのチューニングを確実にできるように練習をしていきます。

チューニングは幼少期からの音楽経験がないとできるようにならないもの、というわけではないそうです。一つ一つの音をしっかり聴いて演奏をするための練習の一環としてチューニングも耳で行って見ようと思います。

和音はそこから

和音のチューニングはいくらでも種類があるのと、ギターは平均律を使う楽器であることを考えると、和音の響きの確認は、これから演奏する曲の主要和音(トニック、ドミナント)などで確認すると良いそうです。

ここでの課題は、
1. 演奏する曲の調を把握しておく必要がある。
2. コードを覚えておく必要がある。(和音の構造について知っておく必要がある。)

といったことがあります。そもそも単音のチューニングができるかも怪しいので、そこから練習をしていこうと思います。なかなか道のりは険しいです。

ギターコンペティションでの演奏について

ギターコンペティションでは、門脇卓人先生の父である門脇康一先生が審査員としておられました。コンペティションでの演奏について教えてもらいました。

和音のバランス

ソルの練習曲でも出てきた和音のバランスに課題がありました。メロディーの音が途切れてしまったり、バランスが悪くなったりしてしまいました。

押さえが不十分でビビる

和音にも関わる問題ですが、左手の押さえが不十分で音がビビる箇所が多かったです。聴いていて心地よくはないので、押さえるタイミングや腕を含めた運指を改善して練習をしていこうと思います。

リズム

かねてからの課題であったリズムはそれほど気にならなかったようです。ここ二週間の練習で少しずつ感覚がつかめつつあるところでもあります。ただ、リズムに自然に乗れていないため演奏が窮屈になったり、ミスが起きてしまったりすることがあるため、長期的な視点で改善をしていきたいです。

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