色や形を使った異文化理解~虹・標識~

rainbow over high rise buildings Elementary School/小学校
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CLILの授業を行う上で、Cultureにあたる「異文化理解」が重要だと教えてもらいました。色と形を使ったものとして、虹と道路標識を考えました。

日本人にとっては、虹は7色のイメージが強いですが、世界では様々な見方があります。

7色 日本・オランダ・イタリア・韓国
6色 韓国アメリカ・イギリス
5色 ドイツ・フランス・中国・メキシコ
4色  ロシア・インドネシア
https://opticaltale.blogspot.com/2020/07/blog-post_13.html より引用

上の表のように、一般的にいわれている虹の色には世界によって違いがあります。もちろん、その中でも個人差もあります。ただ、異なる文化だと異なるものの見方をすることがあると知るきっかけになればと思います。

虹について歌った歌も使いながら学習できます。

世界各国の虹の色の数-虹ができる仕組み⑦
世界各国で虹の色の数は何色(なんしょく)と認識さているのか 同じものを見ているはずなのに、虹の色の数は世界各国、見る人で様々です。まず、次の虹の写真を見て、何色が見えるか、色をあげてみましょう。 虹の色の帯の中にどんな色が見えるか?  赤色...

道路標識

道路標識も国によって異なります。国土交通省が比較の表を作成しています。

日本の標識は、アメリカやヨーロッパ圏を参考にしたのかなと感じる部分が多かったです。停止の標識の形も、丸かったり四角かったりと違いがあるので、少し扱うことで文化差を感じられると思います。

https://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/douro/world/wscomp/wscomp-2.gif

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