HSK Onlineをやってみる

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HSKの受験のために、HSK Onlineというe-Learningのサイトを使って勉強しています。自分は課金をして、VIPコースを使用しています。アプリ版とブラウザ版がありますが、おすすめはアプリ版です。
現時点でのその違いや内容についてまとめていきます。

HSK Onlineとは

HSK Onlineは、ビッグデータやAIを使用して、たくさんの過去問を効率的に学習することによって、HSKの試験対策ができるサイトです。上海语轩信息科技有限公司という会社が運営しているようです。
無料でもいくつかのコースを体験できるようですが、課金をするとより多くの学習コースを使用できるようになります。海外のサービスでもあるので、お金を使うことも含め、日本人にとっては少しハードルが高いようにも感じます。実際に使ってみての感想を書いていきます。

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有料コースとその内容

有料コース会員になると、自分用にカスタマイズされたコースに取り組むことができます。その中では、単語・文法、聴解(リスニング)、総合問題などの問題に取り組むことができます。
有料コースは3種類で、月額1000円程度支払うコース、1年間で5000円程度支払うコース、永年使用で12000円ほどのコースがあります。年に何度かキャンペーンをやっているようで、私の場合は2021年5月頃に春節キャンペーンを見かけ、8000円ほどで永年コースに加入しました。(ちなみにそれから7月末にHSKの受験に申し込むまではほとんどやっていません。)
自分用にカスタマイズされたコースでは、1つのパートが20分程度で終了できるのも大きなメリットです。空いた時間にサクッと勉強できます。一方で、日本語訳には十分に対応できていない部分もあり、解説は中国語からの翻訳になる(?)ためか、不自然な日本語での解説が載っていることがあります。

ブラウザ版とアプリ版

HSK Onlineでは、ブラウザでもアプリでも学習することができます。スマホの電源が切れていても、デバイスを選ばず学習できることが強みです。ただ、個人的なおすすめは圧倒的にアプリ版です。基本的に、デバイスでできることは全てアプリですることができ、アプリ版ではそれ加えて個別コースやランキングが用意されています。
※以下の内容は2021年7月末時点ですので、アップデート等により大幅に改良されていくこともあると思います。
アプリ版の良さ① 20分程度で完了する個別コースに取り組める
最初に目標やそれまでの日程を決めることで、自動で個別コースが設定されます。個別コースでは、進出単語・文法・総合訓練・訓練専門(過去問からの出題?)の順でまとまった内容に取り組むことができます。間違った問題も復習課として自動で用意されるので、間違った問題に再度取り組むことができます。
アプリ版の良さ② ランキング機能で自分の学習状況をほかのユーザーと比べられる
ランキング機能があり学習時間と、問題回答数、単語の練習量を世界中のユーザーと比べることができます。このランキング、なかなかレベルが高くて、学習時間だと月間トップ10に入るには毎日1時間近い学習が必要になります(月に30時間程度)。レベルが高いランキングに参加できるのは、他の学習者も意識しながら勉強することができるので、モチベーションの継続につながります。自分の場合は、1日15~20分を試験日(9月11日)まで継続を目安にしているので、月間だと8時間程度を目指しています。ちなみにそれだとランキング圏外(100位まで)に近くなるので、ランキングに載るといいなーくらいの気持ちで取り組んでいます。

感想

本格的に取り組み始めて1週間ほどですが、使用感を書いていきます。
全体的には、満足できる内容になっています。試験に向けた内容に特化して、自分にあった項目を毎日できるのは大きな強みです。ランキングも学習へのモチベーションに繋がります。
一方で、文法の解説が日本語を使うユーザー向けではないということは間違いありません。不自然な日本語の解説が出てくることも多々あります。中国語で中国語を学ぶことや、英語で学ぶことにそれほど抵抗がなければ、この不便さもメリットになりますが、一般的にはマイナスポイントになるかと思います。有料でこのサービスでは…。と思われるかもしれません。
自分自身は今後も使用していくので、また感想などを書いていくこともあると思います。

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