教育新聞を読んで「有事への対応」について考える

firefighters putting out the fire Hacks/仕事術の本の紹介など
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図書館で教育新聞を読みました。「有事」に対する対応が書いてあり、自分だったらちゃんと対応できるのだろうか…と思いながら読みました。

事例

紹介されていた事例は「子ども(おそらくは中学生)が住んでいるマンションの6階から飛び降りた。」という報告を学級担任が学年主任にしてきたということでした。

概要をまとめると、
①子どもが飛び降りたと保護者が学校(担任)へ連絡。
②担任が学年主任に指示を仰ぐ。(どうすればいいですか?と聞いてきたとのこと)
と言った内容でした。

対応案

ここで示されていた対応は、初動が非常に重要ということで具体的な情報を抑えようということでした。

確かに、飛び降りた事実は大事ですが、病院はどこなのか、本人の怪我の状態はどうなのか、などが分かっていません。「飛び降りた」ということから何らかの対応が求められると思いますが、今回担任が受け取った情報だけでは行動を起こすことが難しいです。

そのため、
①怪我の状態や病院を聞く。
②保護者の話を聞く。
事が必要で、その後病院に行くなどの対処をしていくことになります。

病院行った後に、保護者と状況を共有できるか、大変な状況なのでお引取りくださいと言われるのかはそれまでの関係性次第とされていました。そのため、保護者との関係性の重要さも強調されていました。

実際

実際に似たような事例が起こった場合、電話応対の段階で気が動転してしまうことも容易に想像できます。自分は学級担任のパターンになるだろうなーと思いながら読みました。

一つの指針として、その情報を聞くことで次にどのような行動に繋げればいいのかを頭に入れておくと良いのかなと感じました。

「飛び降りました」という報告を保護者がしてくれている段階で、学校に対して何か伝えたい、知ってもらいたいという気持ちがあるのかなと思います。その気持ちを受けて、可能な対応をしていけるといいのかなと思います。

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