スケール練習

brown acoustic guitar on floor near wall insider room Classical Guitar/クラシックギター
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山陰ギターコンクールを受けて、一番に自分の課題だと感じたことは技術面です。音楽の表現としてこうしたいと思ったことが全然できず、左手の押さえも完全ではないため音がビビってしまうことや難所を克服できていないままでした。改善方法の一つとしてセゴビアスケールを改めて真面目に取り組もうと思っています。今日は新しい発見がありました。

頭のなかで整理する

メトロノームをつけたり、楽譜の4分音符を見ながら演奏しているとどうしてもなかなか暗記というか、スケールをフレーズでとらえることができませんでした。

今日の練習のときに以前から聴いていた青木先生のマネをして、少し基音(C majorの場合はド)をためてから演奏をしてみました。

すると自分の中でも意外な変化がありました。スケールを「まとまり」と捉えて演奏することができ、今までできなかった移調語の階名唱も無理なくできるようになりました。音と階名の感覚が一致していくというか、自分のなかで音楽的な要素が体系化されていく感じがしています。

この感覚がしっかりと身につき、すべての調で同じことができるようになると、新しい境地に到達するのではないかと思い、自分でもワクワクしています。

ポジションでまとめて覚える

更に、小暮先生の動画を見ると、新たに意識できるポイントを発見しました。それは「ポジション」です。

ポジションとは人差し指を基準とした左手の位置で、セーハ(バレーコード)などのときに意識していることが多くあったのですが、スケール練習の際にもポジションを意識することで、フレット移動をよりスムーズに、かつ他の曲でも応用できるようになるのではないかと期待しています。

短調の上がりと下がりはなぜ異なる?

頭のなかでスケールを整理できると、短調の上がりと下がりが異なることに改めて気づき、不思議に思いました。こちらは自分のなかで消化しきれていませんが、下の方が書かれたブログをみると、なんとなくの仕組みは理解できました。

3つの短音階(自然・和声・旋律)の違い
短音階には3つの種類があります。自然的、和声的、旋律的。この3つの違いを解説。またポピュラーで用いられる旋律的短音階から派生した音階(スーパーロクリアン、オルタード)についても軽く触れています。

点と点が線になっていく感覚というか、なんでもっと早く気付けなかったのだろうというほど単純なことや仕組みですが、今回のきっかけで気づけたことは良かったのかと思います。テクニック面の向上へ向けてがんばっていきます。

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